2022.04.08 AI・ビッグデータ わたしの構想 No.59 メタバースが開く〝新〟たな現実 谷口将紀 味澤将宏 谷口直嗣 稲葉光行 藤井直敬 高木美香 「メタバース」と呼ばれるインターネット上の3D仮想空間が、いま、脚光を浴びている。多様な分野への応用が期待されると言われるが、そもそもメタバースとは何なのか、聞きなれない言葉に戸惑う人も多いだろう。メタバースは、私たちの生活をどのように変革し、また、どのような価値をもたらすものなのか。今後、普及していくための課題は何か。わが国の第一線で活躍する識者に問う。 詳細を見る
2022.02.21 AI・ビッグデータ 研究報告書 第6回テレワークに関する就業者実態調査(速報) 大久保敏弘 NIRA総研 オミクロン株はどのような影響を及ぼしているのか。2022年2月の調査結果からは、テレワーク率に大きな変化はないが、テレワークの頻度は感染状況に応じて変化していることがわかった。組織への影響は、従業員の感染といった直接的事態より、営業時間の規制などの間接的事態の方が相対的に大きい可能性が示唆された。感染症対策より経済対策を支持する人が上回るが、ワクチンの追加接種が速やかに進むかが経済を再活性化させるうえで課題になりそうだ。 詳細を見る
2021.12.10 組織・社会変容 わたしの構想 No.57 日常化するサイバー攻撃、問われる官民の責務 柳川範之 村島正浩 西尾素己 松原実穂子 坂明 神保謙 コロナ禍でテレワークやオンラインサービスなどITシフトが急速に進む中で、サイバー空間を巡る脅威が極めて深刻なものとなってきた。官民を問わずサイバー攻撃に晒されているだけでなく、その脅威の次元がこれまでとは異なるものになってきたとされる。サイバー空間でどのような脅威が起きているのか。検討すべき対策は何か。サイバーセキュリティの最前線で活躍する専門家に聞いた。 詳細を見る
2021.10.07 雇用・人材育成 研究報告書 第5回テレワークに関する就業者実態調査(速報) 大久保敏弘 NIRA総研 東京オリパラ開催時のテレワークはどうだったのか。2021年9月に行った就業者実態調査からは、テレワーク利用率自体に変化はないが、テレワークで働く時間が増え、ICT利用率が増加するなど、働き方の質に変化が起きている。他方、コミュニケーションの悪化により仕事の効率の低下につながる様子もわかった。新たに、感染した人の健康・経済面での対応や、若年層のワクチン接種率の改善も課題になりそうだ。 詳細を見る
2021.08.11 金融 わたしの構想 No.55 スマートシティをファイナンスする 東和浩 ランス・カワグチ 浅川博人 ダニエル・スタンダー 菊池武晴 中村彰二朗 山本英生 ICT等の新技術を用いて持続可能な都市の実現を目指すスマートシティ。日本各地で取り組みが進んでいる。しかし、一過性のプロジェクトに終わらせることなく、将来的に事業の継続性や経済性をどう担保していくか、成功への確かな道筋はまだ見えていない。スマートシティのファイナンスにおける課題にどう対応すべきか。都市を革新するために金融機関は何に挑戦すべきか。内外の識者に問う。 詳細を見る
2020.11.01 組織・社会変容 研究報告書 どうすれば、日本企業がDX競争に勝てるのか ウリケ・シェーデ ポストコロナの世界でDX(デジタル変革)の必要性が高まる中、日本企業が競争力を高めるための経営戦略とは何か。今後鍵となるのは、既存の中核事業を成長させながら、既存の事業とは全く質の異なる新しい事業を開拓する「両利きの経営」だ。その実現には「社内のやり方(企業文化)」の変革と、人事改革が必須である。また、日本企業はDXにおいて世界で後れを取っていると言われる中で、製造業の例を通じ、競争優位に立つ企業が存在することを示す。 詳細を見る
2020.10.12 組織・社会変容 わたしの構想 No.50 組織と個人をリ・アジャストする 金丸恭文 トーマス・リー 谷本有香 楠木建 五神真 川邊健太郎 新型コロナウイルスの感染拡大を機に、テレワークなどICTを活用した新しい働き方が始まった。その変化は、働き方の見直しにとどまらず、組織のコミュニケーションのあり方も大きく変えようとしている。ICTによるコミュニケーションの変化は、組織と個人にどんな変革をもたらすのか。また、未来の組織像はどうなるのか。ポストコロナを見据えた組織と個人の変革のあり方を問う。 詳細を見る
2020.08.10 組織・社会変容 わたしの構想 No.49 変容する暮らしと働き方 東和浩 アレクサンダー・ファーフニック 上田祐司 原聖吾 青野慶久 鳥居大祐 新型コロナウイルス感染症の発生は、私たちの暮らしや働き方に大きな影響を与えた。人との接触や移動に対する自粛要請が出され、テレワークやオンライン診療などが急速に広まった。この変化は一時的なのか。それとも、新たな暮らしや働き方へと移っていくのか。また、それはどのようなものなのか。最前線のサービスを提供している企業の経営者に問う。 詳細を見る
2020.07.03 雇用・人材育成 NIRAオピニオン No.51 「AI人材」育成の真価は課題設定能力 櫛田健児 AI人材の教育が注目されている。技術革命の進化と浸透の歴史的なパターンを見ると、技術者としてだけではなく、課題設定能力が高い人材の育成が必要なことがわかる。それは、ペインポイントを徹底的にユーザー目線で深堀する能力をもつ人材だ。産業界のリソースが潤沢なシリコンバレーでは、こうしたハイレベルの人材を育成するためにトップ大学との産学連携が行われている。このような動きを知った上で、AI人材育成について議論することが望ましい。 詳細を見る
2019.10.10 組織・社会変容 わたしの構想 No.44 ITに託す日本の未来 金丸恭文 菅谷俊二 二宮正士 松原仁 武藤真祐 加藤エルテス聡志 課題先進国といわれて久しい日本。少子高齢化の進展、地域におけるインフラの老朽化、社会・産業の担い手不足、医療の地域格差など、解決すべき多くの課題が山積し、なかなか解決には向かっていない。そうした中、ITを活用することで、課題を乗り越え、解決しようとする試みが始まっている。ITの活用による未来を展望し、その実現のためにはどうすればよいか、識者に問う。 詳細を見る