2017.09.10わたしの構想No.31ポスト・トゥルースの時代とは谷口将紀 今井貴子 飯田連太郎 逢坂巌 園田耕司 古田大輔 イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ新大統領誕生など、世界の政治が大きく動いた2016年。ワード・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは「ポスト・トゥルース」だった。客観的な事実が重視されず、感情的な訴えが政治的に影響を与える状況を表すとされる。各国におけるポスト・トゥルースの影響や、このような時代に政治やメディアに求められている役割について問う。詳細を見る
2017.07.10わたしの構想No.30分岐点を迎える超高齢社会柳川範之 辻哲夫 橋本泰子 鳥羽研二 喜連川優 小野崎耕平人口の高齢化に伴い、フレイル(加齢に伴い心身が虚弱する状態)や認知症の人々が増大している。それは、社会を形成する構成員の質的な変化であり、社会のあり方を大きく変える。老老介護や高齢単身世帯の増加に伴う問題が深刻化しているが、解決の道筋は見えていない。人々の価値観や生き方が多様化する中、医療・介護サービスのあり方とその負担について、改めて問う。詳細を見る
2017.05.10わたしの構想No.29トランポノミクスと日本翁百合 グレン・ハバード 吉川洋 木村福成 橘川武郎 岡本行夫トランプ政権の誕生から3ヶ月余り。声高な「米国第一主義」は何をもたらすのか。米国は、これまで自らが果たしてきた国際的なリーダーとしての使命を手放すのか。米国の内外で、今も期待と不安が交錯する。成長志向の経済政策をとるとの期待も先行したが、具体的な政策の道筋は未だ明らかではない。トランポノミクスをどう考えるべきか。また、日本はどう対応するべきか、識者に問う。詳細を見る
2017.04.18わたしの構想日本の課題を読み解く わたしの構想Ⅱ ―中核層へのメッセージ NIRA総合研究開発機構 編日本が直面する課題から12のテーマをとりあげ、碩学、新進気鋭の研究者、政治家、実務家など、立場や専門の異なる5人の識者が1つのテーマを巡って多様な意見を開示。日本の課題を考えるキーポイントを浮き彫りにする。 詳細を見る
2017.03.10わたしの構想No.28オープンガバナンスの時代へ宇野重規 奥村裕一 犬童周作 関治之 熊谷俊人 久保田后子欧米をはじめ日本でも、社会の分断が生じているといわれる。社会の軋轢を緩和していくためにも、社会の将来を担う多様な人びとが行政に積極的に参加し、組織の枠を超えた官民の連携が必要となっている。行政と市民が協働して政策課題の解決をめざすオープンガバナンスの取り組みは、新しいガバナンスの構築につながるだろう。行政と市民の情報の共有によって、両者間の新しい関わりや連携の場をどのように構築できるのか。詳細を見る
2017.01.10わたしの構想No.27企業の未来をデザインする金丸恭文 松尾豊 峰岸真澄 入山章栄 出雲充 御手洗瑞子グローバリゼーションや技術革新が急激に進んでいる。イノベーションの創出に迫られる企業は、企業同士の合従連衡といった動きのみならず、組織の枠を超えた連携を活発化させている。今後、企業で働く個々の人びとは、より自律して働きながら、より多様で柔軟な働き方を求めるようになることが予想される。事業環境の急速な変化のもと、企業組織や人びとの働き方はどのように変わるのか、また変わっていくべきか、考える。詳細を見る
2016.10.10わたしの構想No.26今なぜ軽減税率なのか?加藤淳子 マルコ・ファンティーニ マリー・パロット ボー・ロススタイン 大竹文雄 星岳雄政府は消費増税時期の再度の先送りを表明。2019年10月の引き上げ時に、軽減税率制度を導入するとしている。軽減税率導入の目的とされるのが、「逆進性」の緩和だ。消費税は、所得の低い人ほど税負担が重くなる逆進性があるとされる。しかし、すでに軽減税率を導入している欧州諸国の専門家は、他国には導入しないよう助言してきた。軽減税率は本当に逆進性の緩和に有効なのか。わが国の実情に合う制度なのか。検討する。詳細を見る
2016.09.10わたしの構想No.25若者の政治参加を促す谷口将紀 網谷龍介 河野武司 見世千賀子 時田博機 牧野百男2016年7月の参議院選挙より、選挙権年齢が引き下げられ、18歳からの投票が実施された。将来を担う若い世代が有権者に加わることで、若年層の政治参加が促され、世代間格差が是正されることが期待されたが、参議院選挙での若者の投票率は低く留まった。若者の政治に対する無関心は、先進国共通の課題だ。若者の政治参加を促すための取り組みについて、識者に問う。詳細を見る
2016.07.10わたしの構想No.24FinTechベンチャー発展の条件とは柳川範之 高野真 増島雅和 瀧俊雄 神田潤一 齋藤ウィリアム浩幸金融とITの融合であるフィンテック。新しい金融サービスとして期待されている。しかし、米・英などに比べ、日本発のフィンテックベンチャー企業の数は圧倒的に少ない。日本は革新的なアイデアや高い技術力があるとされながら、なぜその事業化が困難なのか。今後の金融システムのあり方にも大きな影響を及ぼすと考えられる、フィンテックベンチャー発展の条件について考える。詳細を見る
2016.06.02わたしの構想日本の課題を読み解く わたしの構想Ⅰ ―中核層への90のメッセージNIRA総合研究開発機構 編日本が直面する課題から18のテーマをとりあげ、碩学、新進気鋭の研究者、政治家、実務家など、立場や専門の異なる5人の識者が1つのテーマを巡って多様な意見を開示。日本の課題を考えるキーポイントを浮き彫りにする。詳細を見る