2014.04.01 自治行政 研究報告書 選べる広域連携 熊坂義裕 鈴木力 長友貴樹 牧野光朗 大沢博 岡田江平 栗田卓也 武田俊彦 中川雅之 神田玲子 分部政樹 豊田奈穂 飯塚俊太郎 人口減少の課題に直面する地域では、公共サービスの提供が困難となっている。この事態を打開するためには、人口減の影響を最小限にする基礎自治体間の広域連携を目指すべきだ。これは、効率的な供給が可能となる地域の広さが、公共サービスの種類によって異なることから、連携相手を自治体自らが選択しようというものだ。また、本稿では、自治体間の広域連携を本格的な動きにするために、連携のメリットが市町村に還元される仕組みを提示する。 詳細を見る
2008.10.01 自治行政 研究報告書 統計改革への提言 宮川努 飯塚信夫 永濱利廣 川口大司 乾友彦 鈴木亘 現在の統計制度は、昨今のグローバリゼーションが進展した複雑な社会経済を描くには適切なデザインであるとはいえない。本報告書では、統計利用者の立場から、新たな時代にふさわしい統計のあり方について提言を行なった。統計改革の基本的方針としては、1. 政策課題に対応するために必要な統計の作成に優先的に人や資金を投入できるようにすること、 2.統計データを広く一般に公開し、部外者による統計の利用を促進すること、 3.統計の国際比較可能性を原則すること、 4.地方分権化を見据えた統計体系を整備することを、提案する。 詳細を見る
2008.03.01 自治行政 論文 NIRAモノグラフシリーズNo.05 自治体のガバナンスと行政評価 本荘重弘 兵庫県川西市においては、1992年度から行政評価を試行・導入し、今日に至っている。この間、様々な紆余曲折を経てシステムの更新を図ってきたところであるが、一貫したポリシーは、「総合計画を基軸としたシステム化」であった。 詳細を見る