2024.12.16 地球的課題 政策共創の場 No.4 日本のエネルギー政策は何を目指すべきか 宇田川淑恵 前田裕之 エネルギー政策をとりまく状況は、この数年で目まぐるしく変化した。政府は新しい計画策定に向けて、環境政策や産業政策と整合的なエネルギー政策のあり方を議論している。今後のエネルギー政策は何をどのように目指すべきなのか。横山明彦氏、髙村ゆかり氏、竹内純子氏の3人の専門家に意見を伺った。日本のエネルギー自給率、需給などの基礎データを整理し、今後のエネルギー政策のあり方について専門家の見解を基に論点を把握した上で、エネルギー政策の現状とこれまでの変遷を概観した。 詳細を見る
2023.12.26 地球的課題成長・イノベーション わたしの構想 No.69 国内投資の拡大は本格化するのか 柳川範之 宮永径 滝澤美帆 窪田朋一郎 貞森恵祐 黒田忠広 民間企業の国内設備投資は、長期にわたり伸び悩んできたが、ここにきて基調に変化がみられる。果たして、企業の姿勢は変わったのか、また、持続的な賃上げにつながるのかなどの疑問がわく。国内の民間設備投資の実態をどうみるべきか。国内投資を妨げてきた要因があるとすれば、それに対処するための政策は何か。企業や各分野の投資動向に詳しい識者に聞いた。 詳細を見る
2023.10.24 地球的課題成長・イノベーション NIRAオピニオン No.73 脱炭素社会実現に向けたグリーンジョブの推進 大久保敏弘 先進国では地球温暖化対策が進み、日本も脱炭素社会実現に注力している。しかし、労働時間の10%以上をグリーンジョブに充てている就業者の割合は16%と、同割合が高い欧州の国に比べると低く、改善の余地がある。グリーンジョブに従事する人は、賃金、仕事満足度が高いが、必要なスキルが高度なため訓練が欠かせない。政府には、グリーンジョブに求められる訓練メニューを明らかにし、就業者へのリスキルの機会とインセンティブの付与が求められる。 詳細を見る
2022.09.28 地球的課題 データ MV22-02~04 日本と世界の食料安全保障に関するデータ NIRA総研 日本と世界の食料供給はどのような課題に直面しているのか。食料安全保障のため、日本は何をすべきか。「日本国民の1人1日当たり供給カロリーを構成する品目と自給率」「世界の食料価格指数の推移」「世界の飢餓人口の割合」のグラフを紹介する。 詳細を見る
2022.08.10 地球的課題 わたしの構想 No.61 日本の食料安全保障、国内と世界の2軸で挑む 東和浩 久納寛子 平澤明彦 藤尾益雄 菊地信之 諏訪明子 ウクライナ侵攻が長期化し、世界の食料供給に影響が出ている。日本の食料は多くを輸入に依存し、食料自給率は先進国でも最低の水準だ。また、世界には途上国を中心に、いまだ飢餓の危機に瀕している人々がいる。この機会にあらためて、日本と世界の食料安全保障のあり方について、議論すべきだ。日本と世界の食料供給は、いま、どのような課題に直面しているのか。食料安全保障のため、日本は何をすべきか。政策関係者、研究者、事業者など内外の識者に聞いた。 詳細を見る
2022.02.10 地球的課題財政金融政策 わたしの構想 No.58 「長期思考」は未来を変える 宇野重規 ローマン・クルツナリック 松本紹圭 西條辰義 小林慶一郎 野村進 人類は、今を考える「短期思考」と、将来世代を視野に入れる「長期思考」をうまく使って繁栄してきた。しかし、現代世界を覆うのは極端な短期思考といわざるを得ない。累積する財政赤字の将来世代への影響や、日々排出する温室効果ガスが地球に与える破壊的な影響について、想像すらつかなくなっている。長期思考で、社会はどう変わるのか。長期思考にシフトするには、何が必要なのか。長期思考の重要性を唱える識者に聞いた。 詳細を見る
2021.04.10 地球的課題 わたしの構想 No.53 脱炭素社会 実現への道のり 翁百合 橘川武郎 奥田久栄 松村敏弘 貞森恵祐 デービッド・ロー 頻発する山火事や豪雨、北極の氷床の融解などを背景に、気候変動に対する世界の意識は高まる一方だ。地球温暖化の原因である温室効果ガスの削減に向け、国際社会での取り組みが進む。2020年秋、菅首相は「2050年カーボンニュートラル」を宣言した。「2050年CO2排出実質ゼロ」実現のための課題は何か。実現に向けた道筋はあるのか。内外の専門家に問う。 詳細を見る
2018.02.10 地球的課題 わたしの構想 No.34 ESG先進国に向けて 翁百合 水野弘道 大場昭義 井垣勉 竹ケ原啓介 玉木林太郎 長期的な視点に立って、環境問題や社会的課題の解決に積極的に取り組む企業に投資しようとするESG投資の機運が高まっている。海外の動きが先行しており、日本はようやく取り組みが始まったところだ。日本がESG先進国となるために、解決していくべき課題は何か。企業や投資家には何が求められているのか。日本のESG投資をけん引してきた識者に問う。 詳細を見る
2013.07.01 地球的課題 研究報告書 東日本大震災復旧・復興インデックス(2013年7月更新)-データが語る被災3県の現状と課題Ⅳ- 総合研究開発機構 NIRAは、東北の復旧・復興の状況を定量的、客観的に把握するために、「東日本大震災復旧・復興インデックス」 を作成している。すでに、インデックスは5回の更新を行っているが、今回は、2013年3月分までの震災発生から2年間の推移を把握することにした。また、産業基盤・生活関連基盤の回復状況や、生活者の視点に立った復旧・復興の状況を概観した。 詳細を見る
2013.03.01 地球的課題 研究報告書 東日本大震災復旧・復興インデックス(2013年3月更新)-データが語る被災3県の現状と課題Ⅲ- NIRA 東日本大震災から2年が経過した。NIRAは、この度、復旧・復興の状況の全体像を把握することを目的に公表してきた「東日本大震災復旧・復興インデックス」の改訂を行った。今回は、インデックスを2012年12月分まで延長し、震災発生後1年9か月間の復旧・復興状況の推移を把握するとともに、産業基盤・生活関連基盤の毀損の状況や、生活者の視点に立った復旧・復興の状況を概観した。 詳細を見る