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21 世紀の「資源」:ビッグデータ
NIRAオピニオンペーパーNo.43 | 2019/2発行 |
NIRA総研/DIJ(ドイツ日本研究所) カリフォルニア大学サンディエゴ校/マックス・プランク・イノベーション・競争研究所 協賛 |
NIRA総研はドイツ日本研究所との共催で、2018年11月1日に「ビッグデータ」ワークショップを開催。実務家や研究者、政府関係者など、多彩なポジションのスピーカーが、ビッグデータの特徴や問題点を語った。
✓ ビッグデータは21世紀の「資源」といわれ、20世紀に成長をけん引した石油にも比される。ビッグデータが「資源」となるために必要なものは何か。
✓ IoTモジュールなど最新の技術開発が先進的なサービスを可能にする一方、AIがもたらすバイアスなどの負の影響をどう考えるべきか。
✓ ビッグデータを活用したビジネスを開花させるために、企業や個人が安心してデータを共有、取引する仕組みは何か。企業や政府は、この課題にどう取り組んでいるのか。
✓ データの特性を踏まえた制度の構築、すなわち、巨大プラットフォーマーによるデータ市場の独占や、個人のプライバシー保護についての規制や制度はいかにあるべきか。
今回の議論から、新しい価値を生むための技術の構築、ビジネスを活発化させるためのデータ取引や集約の仕組みづくり、そして石油にはないデータの特性を踏まえた制度の整備に早急に取り組む必要があることが浮き彫りとなった。
○はじめに
○ビッグデータ活用の最前線
○ビッグデータ分析の現状と課題
○政府の取り組み
○「資源」の特性を理解せよ
○おわりに
<関連頁>
ビッグデータ本格活用へ
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