論文NIRAモノグラフシリーズNo.18 2008.03.01 フードシステムと食の安全・安心 この記事は分で読めます シェア Tweet 中嶋康博 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 概要 2001年に食の信頼を揺るがしたBSE問題は、食品産業の食品安全対策、食品安全・衛生行政の枠組みと運用方法を大きく変えた。国民的懸念が政府を変革へ向けて突き動かしたことは間違いない。2001年は食の安全問題が噴出した年であり、2003年は新しい食品安全行政の元年と言われている。 全文を読む INDEX 目次1. はじめに2. 減少する食料消費3. 農業・食料をめぐる競争環境と安全・安心問題4. 食品安全行政の再編5. トレーサビリティによる補完6. 農業部門におけるGAPの取り組み7. 食品安全対策のインセンティブ図表図1 費目別にみた世帯員1人当たり年平均支出額の推移(全世帯、2005年価格基準による実質額)図2 消費者物価の推移表1 世帯員1人当たり年平均支出額(円)図3 1世帯当たり月別支出額の推移(勤労者世帯) 引用を行う際には、以下を参考に出典の明記をお願いいたします。(出典)中嶋康博(2008)「フードシステムと食の安全・安心」NIRAモノグラフシリーズNo.18 シェア Tweet ⓒ公益財団法人NIRA総合研究開発機構※本誌に関するご感想・ご意見をお寄せください。E-mail:info@nira.or.jp 研究の成果一覧へ