The Future of Liberalism: Japan, France and Germany in global context
オンラインシンポジウム「The Future of Liberalism」開催のお知らせ



NIRA総合研究開発機構では、ドイツ日本研究所、日仏会館・フランス国立日本研究所と共同し、「リベラリズムの未来」と題するオンラインシンポジウムを6月7~9日に開催します。
1日目には、トマ・ピケティ教授による基調講演、宇野重規教授およびリザ・ヘルツォーク教授による討論を行う予定です。オンライン参加者からの質問も受け付けます。
皆さま、是非、奮ってご参加ください。

日程:2022年6月7日(火)~9日(木)
開催形式:Zoomウェビナー
言語:日英同時通訳(7日)、英語(8~9日)
費用:無料

共催:NIRA総合研究開発機構
   ドイツ日本研究所(DIJ)
   日仏会館・フランス国立日本研究所(IFRJ-MFJ)

参加のお申し込み先
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■6月7日(火)16:30-19:45
「平等の歴史を概観する(A Brief History of Equality*)」


過去2世代にわたって、世界各地で格差が劇的に拡大したことは知られています。しかし、壮大な歴史を見ればわれわれは楽観的であるべきです。我々は何世紀にもわたり、さらなる平等に向けて前進してきたのです。それは暴力と社会的闘争の歴史であり、後退と災害によって区切られてきました。そのような中で、人類社会は、所得や資産をより公正に分配し、人種や性別による格差を是正し、医療や教育、市民権へのアクセスを向上させる方向に少しずつ進んでいます。平等を永続的に実現するためには、制度、法律、社会、財政、教育システムをどう変えていくことが有効であるかを知り、それに責任をもって取り組んでいくことが必要です。
(*)同タイトルの邦訳は、2023年にみすず書房より出版予定。


【講師】 トマ・ピケティ(フランス国立社会科学高等研究院)
【パネリスト】 リザ・ヘルツォーク(フローニンゲン大学)
宇野重規(東京大学、NIRA総合研究開発機構理事)
【司会】 ジル・カンパニョーロ(日仏会館・フランス国立日本研究所)、
アドリエンヌ・サラ(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【言語】 日英(同時通訳あり)
★6月7日の参加申し込みはこちら

■6月8日(水)15:00-20:30
【言語】英語
15:00-16:30
Liberalism(s)/Neoliberalism(s): concepts, theories, debates (I):
Liberalism and Uncertainty Facing Future Developments

Speakers: Miriam Teschl (EHESS), Richard Sturn (University of Graz), Naoki Yoshihara (University of Massachusetts Amherst)
16:45-18:15
Liberalism(s)/Neoliberalism(s): concepts, theories, debates (II):
Liberalism and Neo-liberalism Basic sustainable Values

Speakers: Serge Audier (Sorbonne Paris 4), Tsutomu Hashimoto (Hokkaido University), Yufei Zhou (Teikyo University)
18:30-19:45
Liberalism(s)/Neoliberalism(s): concepts, theories, debates (III):
Liberalism and Capitalism in Historical and Philosophical Perspective

Speakers: Valérie Charolles (Institut Mines-Télécom Business School, EHESS/CNRS), Nikita Dhawan (TU Dresden), Shinji Nohara (University of Tokyo)
19:45-20:30
Discussion
Discussant: Bernard Sinclair-Desgagné (Skema Business School, GREDEG)
Moderators: Gilles Campagnolo (IFRJ-MFJ), Adrienne Sala (IFRJ-MFJ)
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■6月9日(木)16:00-20:00
【言語】英語
16:00-17:30
Technology and capitalism
Speakers: Franz Waldenberger (German Institute for Japanese Studies), Cedric Durand (Univ. de Genève), Saori Shibata (Sheffield University)
17:45-19:15
Technology, Digitalization and Ethics of Responsibility
Speakers: Yuko Harayama (Tohoku University), Joanna Bryson (Hertie School), Mario Ionut Marosan (Univ. Laval)
19:15-20:00
Discussion and concluding remarks
Moderators: Sébastien Lechevalier (IFRJ-MFJ), Franz Waldenberger (German Institute for Japanese Studies)
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