[ゲスト]
山本修三
社団法人日本病院会会長

[聞き手]
伊藤元重
総合研究開発機構理事長
          

 対談シリーズNo.36  2008.10

日本の医療の課題:医師不足の本質を捉えて新しい仕組みを

概要

 地域の医療が崩壊する。地方でも都会でも必要な医師が確保できない状況の背後で、一体何が起きているのか。医師と病院を取り巻く問題や、その解決のために日本がつくるべき仕組みについて、社団法人日本病院会会長の山本修三氏にお聞きした。

山本修三(やまもと しゅうぞう)
社団法人日本病院会会長。1959年慶應義塾大学医学部卒業。1964年慶應義塾大学大学院医学研究科修了(専門は外科)、慶應義塾大学医学部外科学教室入局。1965年芳賀赤十字病院勤務、1967年米国シンテックスリサーチセンター研究員、1969年慶應義塾大学医学部外科学教室帰局、1973年済生会神奈川県病院外科医長、1978年同外科部長、1988年同副院長、救急センター部長、1990年同院長、1997年済生会神奈川県支部業務担当理事、2002年済生会神奈川県病院名誉院長、2007年済生会を退任し、現職。国際病院連盟理事、慶應義塾大学医学部客員教授、慶應義塾評議員、慶應義塾病院経営ボードメンバー、日本病院団体協議会議長、日本救急医学会名誉会員、日本外傷学会名誉会員、日本学術会議連携会員等を兼ねる。主な著書に、『腹部外傷の臨床』(ヘルス出版、1997年)、『出血性ショック:出血性ショックの緊急処置の方法は?』(メジカルビュー社、1991年)、『外傷の病理生理と分類:外傷性ショックの病態と治療』(メジカルビュー社、1988年)、『腹部外傷における画像診断』(金原出版、1988年)、『骨盤骨折とショック』(南江堂、1987年)など多数の著書あり。

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