研究プロジェクト

実施中の研究プロジェクトの概要を紹介します。

国と地方自治体の財政制度のあり方

概要
1990 年代以来の地方分権改革については、今日なお多くの議論がある。特に平成の政治改革における地方分権改革の位置づけや、第二次安倍政権下に推進された地方創生政策による影響、さらにコロナ禍において注目の集まった自治体首長のリーダーシップなどについては、相互に異なる多様な評価がなされている。
それでは、現代日本の「中央―地方関係」をどのように評価し、今後、いかなる道筋を考えるとよいのだろうか。本プロジェクトは、政治学・行政学者・経済学者の専門的な知見はもとより、自治体の首長・職員に対するヒアリングなどを通じて、国と地方自治体の制度のあり方を検討していく。

研究体制
宇野重規  NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
沼尾波子  東洋大学国際学部教授/NIRA総研上席研究員
赤井伸郎  大阪大学国際公共政策研究科教授/NIRA総研上席研究員
砂原庸介  神戸大学法学部教授/NIRA総研上席研究員
神田玲子  NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉  NIRA総研主任研究員
竹中勇貴  NIRA総研研究コーディネーター・研究員
渡部春佳  NIRA総研研究コーディネーター・研究員