[ゲスト]
近藤正晃ジェームス
日本医療政策機構副代表理事/東京大学特任准教授

[聞き手]
伊藤元重
総合研究開発機構理事長
          

 対談シリーズNo.42  2009.02

医療資源の適正配分に向けて

概要

 医療は、国の財政を圧迫している分野である一方で、大きな成長産業となる可能性をもつ。医療の無駄をどう削減するか。成長産業としてどのように育成すべきか。さらに、それらの改革を実現するために、医療の意思決定プロセスをどう変えればよいのか。日本医療政策機構副代表理事・東京大学特任准教授の近藤正晃ジェームス氏にお聞きした。

近藤正晃ジェームス(こんどう まさあきらじぇーむす)
特定非営利活動法人日本医療政策機構副代表理事兼事務局長
東京大学先端科学技術研究センター特任准教授
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International代表理事

1990年慶應義塾大学経済学部卒。1997年ハーバード経営大学院修了。マッキンゼー・グローバル・インスティチュートの中心メンバーの1人として、日本・台湾・米国・英国・フランス・ドイツ・ロシアにおける国家経済政策を立案。マッキンゼーではグローバル戦略グループのアジアのリーダーの一人として勤務。2003年、東京大学医療政策人材養成講座、2004年、特定非営利活動法人日本医療政策機構を設立、運営に携わる。2007年、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを設立。著作に『マッキンゼー 戦略の進化』(共編著ダイヤモンド社2003年)。

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