[ゲスト] 木内博一農事組合法人和郷園代表理事 [聞き手] 伊藤元重総合研究開発機構理事長 対談シリーズNo.40 2008.12生産と消費の新しい関係に挑む「和郷園」の取り組み概要 農家の収益性が低く、経営が不安定なのは、硬直した流通システムにあるのではないか。そうした問題意識から、生産者と流通者が「パートナー」となって情報を共有し、一体となって消費者に農産物を届けるビジネスモデルを確立したのが、千葉県の農事組合法人「和郷園」だ。和郷園の取り組み、また、日本の農業の課題、将来展望を、代表理事の木内博一氏にお聞きした。 全文を読む 木内博一(きうち ひろかず)農事組合法人和郷園(千葉県香取市)代表理事。1989年農林水産省農業者大学校 卒業。同年、家業の木内農園に就農。1991年有志4名とともに野菜の産直を開始。95年、有限会社和郷を設立、代表取締役社長。98年、農事組合法人和郷園を設立、代表理事に就任。2005年、有限会社和郷は株式会社和郷に組織変更、代表取締役社長に就任。06年、株式会社ケンズ(店名OTENTO)を設立、代表取締役を務める。2008年11月、千葉県農林水産功労者賞を受賞。 ⓒ公益財団法人NIRA総合研究開発機構※本誌に関するご感想・ご意見をお寄せください。E-mail:info@nira.or.jp