[ゲスト]
生源寺眞一
東京大学大学院農学生命科学研究科教授

[聞き手]
伊藤元重
総合研究開発機構理事長
          

 対談シリーズNo.33  2008.06

日本の食と農:新局面と政策課題

概要

 少子高齢化による農業の担い手不足、新興国の台頭によるマーケットの変化など、「日本の食と農」を取り巻く内外の環境は急速に変化している。将来の世界的な食料不足も指摘されており、わが国における農業や食料のあるべき姿について、方向性を示すときだ。NIRAでは現在、「日本の食と農」研究プロジェクトが進行中だ。人びとの食を支える農業はどうあるべきか。「日本の食と農」の将来に向けた政策課題について、研究会の座長である東京大学大学院農学生命科学研究科教授の生源寺眞一氏にお聞きした。

生源寺眞一(しょうげんじ しんいち)
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。1951年愛知県生まれ。東京大学農学部卒。専攻は農業経済学。著書に『現代日本の農政改革』[2006]東京大学出版会、『農業再建』[2008]岩波書店など。1999年にNIRA政策研究・東畑記念賞を受賞。現在、農村計画学会会長。

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