[ゲスト]
佛田利弘
株式会社ぶった農産代表取締役社長

[聞き手]
伊藤元重
総合研究開発機構理事長
　　　　　　　　　　

　対談シリーズNo.29　　2007.10

新時代の農業を生きる―ある生産者のビジョンとチャレンジ―

概要

　これからの農業では、生産者も農産品の生産にとどまらず、その付加価値をいかに高めるかが重要だ。株式会社ぶった農産代表取締役社長の佛田利弘氏は、石川県野々市町でコメや野菜を生産しながら、その農産物をローカルフードの加工品にして販売。金沢の食文化継承や地域の発展にも貢献してきた。佛田氏の農業モデルとはどのようなものか。グローバル化にさらされる日本の農業の将来をどう考えるか。ビジョンとチャレンジをお聞きした。

佛田利弘（ぶった　としひろ）
農林水産省農業者大学校卒。1960年生まれ。1983年農業に従事。1988年に法人化し、2001年より株式会社ぶった農産(石川県野々市町)代表取締役社長を務める。また、2003年に株式会社ジャパン・アグリーカルチュア･マーケティング＆マネージメント(東京都中央区)代表取締役副社長に就任。1994年農水省農政審議会専門委員をはじめ、2001年農水省独立行政法人評価委員会農業分科会専門委員などを務め、現在、農水省政策評価委員会経営局部会専門委員、石川県稲作経営者会議会長、石川県農業法人協会副会長理事等の公職を多数務める。

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