研究プロジェクト

実施中の研究プロジェクトの概要を紹介します。

中核層の歴史

概要
戦後の日本において、大学研究者を中心とする「知識人」は、総理のブレーンとして政策立案に実質的に関わり、影響を与えてきた。知識人の日本に対するビジョン・戦略を政策立案に取り入れ、政策を打ち出していったことは、戦後の日本の歩みを決定づけたといえる。はたして、現在は、知識人を有効に活用することができているのだろうか。
こうした問題意識から、戦後の知識人が政権にどう関わり、どのような役割を果たしたのか、なぜ政権への関与が可能であったのか、それは、歴史的にどう評価されるべきかについての考察を行う。

研究体制
宇野重規  NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
谷口将紀  NIRA総研理事/東京大学大学院法学政治学研究科教授/NIRA総研理事
服部龍二  中央大学総合政策学部教授/NIRA総研客員研究員
神田玲子  NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉  NIRA総研研究コーディネーター・研究員
北島あゆみ NIRA総研研究コーディネーター・研究員