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NIRA政策レビュー

食料問題と日本農業

NIRA政策レビューNo.32 2008/11発行
伊藤元重(NIRA理事長)、山下一仁(東京財団上席研究員)、合瀬宏毅(NHK解説委員)、柴田明夫(丸紅経済研究所所長)、森 直子 (NIRAリサーチフェロー)

広い視点から考えることが重要

 世界的に食料価格が高騰する中で、日本の食料自給率が非常に低いことが注目されている。 食料問題に国民の関心が集まるのは結構なことだが、「食料の安全保障を確保するために、海外からの輸入を制限し、 国内の農家を支援しなくてはいけない」というような短絡的な議論に陥ってはいけない。

 日本の食料を確保するためには、国内だけで対応することが不可能であることは言うまでもない。 かつて気候不順で米不足になったことがあったが、食料供給の変動は内外両方の理由で起こりうるのだ。 海外から安定的に食料を輸入できるようにしておくことは、国内生産を確保することと同じくらい重要である。<続く

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