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NIRA政策レビュー

国際金融危機と世界経済

NIRA政策レビューNo.31 2008/10発行
伊藤元重(NIRA理事長)、木内登英(野村證券金融経済研究所経済調査部長兼チーフエコノミスト)、武者陵司 (ドイツ証券 副会長兼チーフ・インベストメント アドバイザー)、水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト)、平井照水 (NIRAリサーチフェロー)

回復はいつなのか 

 戦後最大の金融ショックの中で、今後の世界経済の動きを読むのが非常に難しくなっている。 巨大金融機関の破綻が続いている間は危機のスピードの速さに驚くばかりであったが、少し落ち着いてこの先の動きを読む時期に来ている。

 将来見通しについては、三つの異なった問題が混在している。第一には、 これから1年程度の間にさらに大きな金融ショックが起こるかどうかという点だ。3頁で木内氏は欧州の不安を指摘している。 それに対して4頁で武者氏は今の金融ショックが会計制度などの過剰反応であり、 落ち着けば行き過ぎた危機感は払拭されると楽観的な見方を示している。金融のプロの間でも、これから1年の見通しでさえ、 意見の大きな違いがある。<続く

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