トップ > 研究の成果と課題の発信 > NIRA政策レビュー > 日中貿易関係の深化へ
NIRA政策レビューNo.13 | 2007/03発行 | |
---|---|---|
伊藤元重(NIRA理事長)、木村福成(慶應義塾大学教授)、朱炎(富士通総研経済研究所主席研究員)、下井直毅(多摩大学准教授) |
中国経済の発展は、大胆な貿易・投資の自由化によって推進されてきた。1978年から始まった改革開放政策、 90年代初めからの大胆な投資誘致策、そして2001年のWTO(世界貿易機関)への加盟を転機とした貿易自由化の加速と、 中国の成長の軌跡は貿易や投資の自由化抜きに語ることはできない。特に、WTO加盟後の中国経済は、継続して10% を超える経済成長を実現しており、経済大国としての地位を着実に固めつつある。<続く>