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NIRA政策レビューNo.8 | 2006/11発行 | |
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伊藤元重(NIRA理事長)、溝尾良隆(立教大学教授)、森地茂(政策研究大学院大学教授、運輸政策研究所所長)、影山武司 (静岡総合研究機構研究グループマネージャー) |
国際観光に注目が集まっている。日本政府も観光立国宣言をして、海外からの観光客の誘致に力を入れている。残念ながら、 日本の状況は諸外国に比べて大きく見劣りする。2004年一年間に日本を訪れた海外からの渡航客は約614万人である (この中にはいわゆる純粋の観光客だけでなく、ビジネスで訪れた人の数も含まれている)。 一年間に7500万人も訪れるフランスとの比較は問題外として、メキシコやオーストラリアと比べても三分の一以下の規模である。<続く>