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日本のコロナ対応策の特徴と課題―国際比較の視点から見えてくるもの―

NIRAオピニオンペーパーNo.57 2021/05発行
翁百合(NIRA総合研究開発機構理事/日本総合研究所理事長)

 2020年、世界経済は未曾有のコロナ危機に見舞われた。日本の対応は、国際的に見ると比較的うまくいき死亡率も抑えたといえる側面もあるが、深刻な構造的課題が浮き彫りになったといわざるを得ない。
 国際比較の視点から見て、特に重要な課題は、医療提供体制の総合的な見直しと非常時対応の態勢整備、経済安全保障としてのワクチン開発の強化、接種に伴う様々な規制への機動的対応、データ分析や未来社会の構想に基づいた重点的・機動的な財政支出―などである。
 また、将来にわたって重要な政策対応は、コロナ禍に伴う公的債務の拡大と格差拡大への対応である。これらに対しては、格差拡大を縮小する方向での税制や財源の在り方などについて検討する必要がある。

〇国際的な視点から日本を見ることの重要性
〇新型コロナウイルス感染症と各国経済
〇財政政策の有効性
〇金融緩和の功罪
〇まとめ:ファクトファインディングの整理と若干の政策上の課題へのコメント

<関連研究>
コロナ禍の各国対応から学ぶ
予防医療の取組が日本の医療費、経済財政に与える効果分析

<関連頁>
ドイツのコロナ対策から何を学べるか―医療態勢・機動的対応・財政運営―(オピニオンペーパーNo. 54)
スウェーデンはなぜロックダウンしなかったのか―憲法の規定や国民性も背景―(オピニオンペーパーNo. 52)

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