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NIRAオピニオンペーパーNo.9 | 2013/03発行 | |
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柳川範之(NIRA理事)、神田玲子(NIRA研究調査部長) |
総合研究開発機構、東京大学、日本経済新聞社は、去る3月8日、シンポジウムを共同で開催し、東日本大震災後の被災地の復興策について議論した。そこでの議論を踏まえ、本号では、東北の被災地復興にあたっては、農業・漁業をその基盤とすることを、我々は提案する。農業・漁業の6次産業化を図り、食品加工等も含めた食品産業の一大拠点とする。また、その他にも、シンポジウムで出された有意義な提言について紹介する。
○農業・漁業を柱に復興を図る
○稲作偏重からの脱却を
○漁業に産業としてのノウハウを
○産業復興とまちづくりを一体で進める
○中世のヨーロッパ都市に学ぶ医療連携
○福島県は2040年までに再生可能エネルギーで自給する
○新しい意思決定を
なお、シンポジウムの映像をYouTubeにアップしていますので、併せてご覧ください。
■プログラム/資料
東日本大震災復興シンポウジウム「東北から生まれる日本の新たな成長」
開催日時:2013年3月8日(金)14時~17時
・基調講演 増田寛也 東京大学公共政策大学院客員教授[PDF]]
・報告 「東北の現状と新たな取組」
農業分野:大泉一貫 宮城大学副学長[PDF]
再生可能エネルギー:藤野純一 国立環境研究所主任研究員[PDF]
医療:田城孝雄 放送大学教養学部教授[PDF]
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