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NIRA対談シリーズ第68回 | 2012/01発行 | |
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生源寺眞一(名古屋大学大学院生命農学研究科教授)、伊藤元重(NIRA理事長) |
怪しげな情報提供が混乱を起こす
伊藤 生源寺先生には、以前にも農業と食糧の問題に関連して本対談シリーズでお話しいただき、
NIRAとしても、それをテーマとした研究成果を発表してきました1。今回、
TPP交渉への参加を巡って大きな論争が行われていることを踏まえ、TPP参加に賛成するか反対するかというところを含め、
農業と食糧の問題について改めてどのような印象をお持ちか伺いたいと思います。
生源寺 様々な切り口があるのですが、私自身は、ある意味で少し距離を置いて、
きちんとした情報提供をできればと考えているのです。怪しげな情報が飛び交う残念な状況もありますので、そこは、
やはり研究者として心しておかなければいけないと思うのです。<続く>
対談のポイント
《関連頁》
「なぜTPPなのか 国際通商システムの視点から考える」
(オピニオンペーパーNo.6/2012年1月)
<関連記事>
2012年1月23日(月) 日刊工業新聞に掲載
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