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対談シリーズ

NIRA金融危機座談会 世界金融危機にどう立ち向かうのか―アメリカと日本のケースを取り上げて

対談シリーズ第44回 2009/02発行
白川浩道(クレディ・スイス証券チーフ・エコノミスト)、高田 創(みずほ証券チーフストラテジスト)、牛尾治朗(NIRA会長)、 柳川範之(NIRA理事)

今回の金融危機に「処方箋」はあるのか

柳川 現在、サブプライム・ローン問題に端を発した、世界的な金融危機が進行しています。 こうした状況は、潜在的にどのような問題をはらんでいるのか。そして私たちは、それに対してどのような対策を講じていく必要があるのか。 この点に関してまず、お話をお伺いしていきたいと思います

高田 まず結論から申し上げますと、私は今回の金融危機を相当悲観的に見ておりまして、現状では、 「処方箋」を見つけるのは非常に難しいというのが率直な実感です。サブプライム・ローン問題が顕在化したのは、 2007年2月ころでないかと私は考えています。すなわち、サブプライム関連でヘッジファンドの一部に破綻が生じ、 その後の2月下旬ぐらいから中国でかなり株式市場が変動し出しました。これが、ことの発端だと思います。<続く

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