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対談シリーズ

日本の医療の課題:医師不足の本質を捉えて新しい仕組みを

対談シリーズ第36回 2008/10発行
山本修三(社団法人日本病院会会長)、伊藤元重(NIRA理事長)

伊藤 NIRAの対談のシリーズでは、医療の問題を集中的に取り上げ、 できるだけ違ったお立場の方にお話をしていただいて、広い視点を提供できればと思っています。今、山本先生ご自身が一番気にされていること、 特に重要だと思うところをお聞きしたいと思います。最初に今の医療の現状を、先生のお立場からどのように考えておられますか。

山本 私のキャリアから申し上げると、ずっと現場で外科をベースにして臨床をやってきました。 日本の救急医療の立ち上げの時期にこの領域に入り、 平成2年に横浜の済生会病院の院長に就任して約10年の間に病院団体ともつながりを持つようになり、 平成16年に日本病院会の会長になりました。
ベースはやはり外科の現場にあるわけですが、団体に入ってみると、団体としてのいろいろなことがありまして、 その中で日本の病院の医療全体を見るとどうなのかということも勉強しながらやってきました。現状の一番の問題は、 実態として病院の医療が崩壊、あるいは機能不全に陥っているということです。特に、地域の医療が、まさに「崩壊」 いう言葉が当てはまるかもしれませんが、かなり壊れているということです。<続く

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