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対談シリーズ

日本のアジア戦略をどうするか(2)FTAを外交に活用できるか

対談シリーズ第25回 2007/10発行
伊藤元重(NIRA理事長)、木村福成(慶應義塾大学経済学部教授)

伊藤 「アジアの課題と日本」シリーズの一環として、ASEAN、そして東アジアに対する日本の課題をお聞きします。今年(2007年)11月からはASEAN関連の会合が続きます。 その前にこの問題に関してメッセージを発信しようとの試みです。本日はFTA、EPAの話を中心にお聞きします。全体的に見て現在のFTA、 EPAは好ましい成果をあげているのか。また、日本はほかの国に比べてどこかに問題があって遅れているのか、今後の方向など、 どのようにごらんになっていますか。

木村 日本のFTA、EPAは、問題はあるにしても進んでいる。 東南アジア主要6カ国とは署名まで行き、メキシコ、チリとも締結した。非常に実際的、実践的なアプローチをとってきたと言える。 相手国側のビジネス環境整備、投資環境整備についてはかなりきめ細かく合意文書に入れてきた。例えば貿易投資の円滑化や、 ビジネスと現地政府の対話チャンネルを確保することや、政府調達を自由化する、経済技術協力などのその他の政策手段とセットにするなど、 きめ細かく産業界の意見も聞きながらやってきた。<続く

2007年10月12日発行

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