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対談シリーズ

医療システムの課題

対談シリーズ第19回 2007/06発行
伊藤元重(NIRA理事長)、池上直己(慶応義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授)

伊藤 医療の問題が世の中で議論されていますが、 いろいろな問題があって部外者にはどこが一番問題なのかが分かりにくい状況です。今日は、池上先生に、 今の医療システム全体でどのような問題が一番大きいとお考えになっているかをお伺いしたいと思います。                                  

池上 まず医療システムには課題が三つあると思います。一つは、 保険料と税金と患者の自己負担をどのように組み合わせるかという財源調達の仕組みです。二つ目は医療の提供体制で、病院や診療所、 介護保険の施設をどのような体制で提供するか。三つ目は、その二つをつなぐものとして、お金をどういう形で流れるようにするかです。 お金の払い方によって医療の提供の仕方が変わってくるし、また医療の提供体制を変えるためにはお金の流れを変えなければいけないと考え、 私は三つ目の課題に主に取り組んでいます。<続く

2007年6月1日発行

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