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対談シリーズ

リニア技術が日本を強くする、超電動技術の応用が生み出す新たなブレイクスルー

対談シリーズ第12回 2006/12発行
伊藤元重(NIRA理事長)、松本正之(東海旅客鉄道(株)代表取締役社長)

伊藤 昭和39年の開業以来、 40年以上にわたって新幹線は日本の最先端技術を集めて着実に進化してきました。 その鉄道技術はつねに世界をリードする存在だったといえるでしょう。そして来年、いよいよ「N700系」 という新しい新幹線車両が登場するそうですね。この車両の画期的なところをお教えいただけますか。 

松本 これは第二世代新幹線の完成形です。国鉄民営化後すぐに、高速鉄道の最高度の効率性・ 機能性を発揮する姿を求めて、車両そのものの性能や機能を根本的に変えていくことを決断しました。東海道新幹線は昭和39年に開業しましたが、 その後、国鉄時代には抜本的な車両の改良はなされなかった。そのため車両の速度はその間、 時速210キロから220キロへの10キロの向上にすぎませんでした。それを時速270キロに上げるために、 車両を全部取り替えるプロジェクトを始めたのです。これ以降、開発された車両(300系・700系)が、第二世代ということになります。 <続く

2006年12月25日発行  (『Voice』2006年12月号(PHP研究所 刊)より転載)

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