トップ > 研究の成果と課題の発信 > 研究報告書・出版物 > NIRA総研 「全国市区町村長の政策意識とリーダーシップのあり方」に関するアンケート調査(速報)
NIRA研究報告書 | 2020/12発行 |
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■概要
新型コロナウイルス感染症対策を契機に、政治的リーダーシップのあり方がかつてなく強く問われている。そこで、全国の市区町村長を対象にアンケート調査を実施した。調査結果から、コロナ禍において、最もリーダーシップを発揮して取り組んできた政策は「住民への積極的な情報発信・公開」であることがわかった。「情報」を制することで、リーダーシップを発揮できることの現れといえる。他方、コロナ禍以前に、市区町村長が最も重要視してきた政策は「子育て支援の充実」であることがわかった。
■目次
Ⅰ. 主なポイント
参考 調査概要
Ⅱ. 本論
1. 市区町村長がリーダーシップを発揮して取り組んできた政策と緊急時の自治体運営における課題
2. 市区町村長がコロナ禍以前から重要視してきた政策課題と政策運営上の意思決定についての考え方
3. 組織運営の考え方と障害
4. 市区町村長の性格
参考文献
参考図表
参考資料
■調査概要
調査方法:インターネット調査、郵送による調査
調査対象者:全国の市町村長、東京23区長の計1741自治体首長
回収数:815件(回収率46.8%)
調査期間:2020年10月12日(月)から11月30日(月)
■研究体制
大久保 敏弘 慶應義塾大学経済学部教授/NIRA総研 上席研究員
辻 琢也 一橋大学大学院法学研究科教授/NIRA総研 上席研究員
中川 雅之 日本大学経済学部教授/NIRA総研 上席研究員
神田 玲子 NIRA総研 理事・研究調査部長
井上 敦 NIRA総研 研究コーディネーター・研究員
渡邊 翔太 NIRA総研 研究コーディネーター・研究員