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NIRAモノグラフシリーズ:わかる政策、知る課題

農業担い手政策の課題

NIRAモノグラフシリーズNo.24 2008/03発行

生源寺眞一(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

担い手の創出・支援を柱として2007年にスタートした農政改革に、大きな揺り戻しの波が襲っている。 同年7月の参院選で圧勝した民主党が、選挙向けマニフェストにすべての販売農家を対象とする戸別所得補償制度なる提案を掲げていたことが、 揺り戻しの発端である。ここは農村部の有権者の投票行動に関する詳細な分析に待つべきであろうが、巷間伝えられているのは、 農政改革を小規模農家切捨てだとして批判した民主党の姿勢が、農村の投票に強く影響したとする見立てである。

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