トップ > 研究の成果と課題の発信 > NIRA政策フォーラム > 食の安全・安心とアジア市場
NIRAフォーラム | 2009/09発行 | |
---|---|---|
下渡敏治(日本大学教授)、日佐和夫(東京海洋大学教授)、大槻恒裕(大阪大学准教授)、江藤学(一橋大学教授)、柳川範之(NIRA理事・ 東京大学准教授) |
NIRAで実施中の研究プロジェクト「アジア経済活性化戦略」の関連テーマとして、
プロジェクトリーダーを務める柳川範之NIRA理事を含む有識者の方々に、アジアにおける食の安全・
安心のための基準づくりについて議論していただいた。
議論のポイントは、①アジアにおいて生活者の視点に立った食の安全・安心の標準化が必要ではないか、②食の安全・安心の標準化のメリット、
デメリットは何か、③アジアで標準化を進めていくうえでの仕組みや日本の役割は何か、④工業製品における標準化から学ぶことはできないか、
である。
■フォーラム報告「食の安全・
安心とアジア市場」
・東アジア・
フードシステム圏の構築を国家戦略とせよ 下渡敏治氏
・現地の生活者の視点に立った標準化の必要性 日佐和夫氏
・標準化の促進は科学的な根拠をもとに 大槻恒裕氏
・食品の安全・
安心で世界ブランドを確立する 江藤 学氏
・安全・
安心の確保でアジアの活性化を 柳川範之
<関連頁>
■プロジェクト概要-アジア経済活性化戦略
NIRAフォーラムは、 NIRAの研究成果やその時々の重要な政策課題について、 数名の識者による多様な観点からの議論を通じて、
新たな政策課題の抽出、問題解決、 政策実現のためのアプローチなどを探るものです。今回のフォーラムは、
2009年7月28日に実施されました。