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日本経済社会の高齢化に対応した地域医療に関する研究

自主研究
機関:総合研究開発機構  研究終了

近年、医療をめぐる課題がしばしば話題にのぼる。その背景にはさまざまな要因があるが、 医療供給体制が構造的問題を抱えていることが一因と考えられ、 現在の急性期医療中心から機能分化された医療機関の連携を軸とした医療供給システムへの転換が必要である。本報告書のキーワードである 「まちなか集積医療」は、そうした問題を認識したうえで、①地域における病院の機能分担・連携、②まち中心部への医療機関の集積、 を特徴とし、「医療」と「まちづくり」の融合から課題を解決しようというものである。 とりわけ人口10~30万人程度の地方中小都市に照準を合わせ、いま地域こそが医療問題を解決する主体であるとし、中心市街地を活用した 「まちなか集積医療」を提言する。

エグゼクティブサマリー

■研究報告書『 「まちなか集積医療」の提言―医療は地域が解決する―』

■研究体制
(委員)
小峰 隆夫 法政大学大学院政策創造研究科教授
中川 雅之 日本大学経済学部教授
長谷川敏彦 日本医科大学医療管理学教室教授
山本 清  東京大学大学院教育学研究科教授

(NIRA)
神田 玲子 総合研究開発機構研究調査部長
伊藤由希子 東京学芸大学人文社会科学系准教授
             / 総合研究開発機構客員研究員
辻  明子 総合研究開発機構研究調査部リサーチフェロー
豊田 奈穂 同 研究調査部ジュニアリサーチフェロー

■ 研究報告書目次     
総論  「まちなか集積医療」の提言  小峰 隆夫

各論
第1章 超高齢社会と医療システムの未来の姿  長谷川敏彦
第2章 医療サービスの地域配分に関する政策の評価  中川 雅之
第3章  「まちなか集積医療」:医療資源の集積がなぜ戦略となりうるのか  伊藤由希子
BOX    自治体病院の経営方式と経営効率  山本 清
第4章 高齢者の医療の近接性と人口移動  辻 明子 
第5章  「まちなか集積医療」の実現に向けた政策  中川 雅之、豊田 奈穂

2010年3月発行

■NIRA政策レビュー特別号 『まちなか集積医療』  (2010年6月)
■座談会  『地域医療をめぐる諸問題―研究会を終えて』 (2010年3月)

<報告書関連記事等>
2010年5月26日 日本経済新聞「経済教室」で、 小峰隆夫法政大学教授が報告書を紹介。

【小峰隆夫の地域から見る日本経済】(日本経済研究センター)
2010年5月7日 地域から見た医療問題 (その1)
2010年6月8日 医療問題と集積の利益― 地域から見た医療問題(その2)
2010年7月8日 中心市街地再生に医療機関の誘致を― 地域から見た医療問題(その3)

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