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対談シリーズ

東アジアの連携に向けて日本がなすべきこと

対談シリーズ第57回 2010/11発行
北岡伸一(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、伊藤元重(NIRA理事長)

東アジア地域連携に立ちはだかる中国


伊藤 東アジアの地域連携を考える場合、急速に拡大している中国とどう関わっていくかということは、 これからの日本の大きなテーマになると思います。9月に尖閣諸島沖で起きた一連の出来事からは、どんな教訓が得られるでしょうか。
北岡 専門家のあいだでは、中国との関係が難しいということは自明のことです。特に中国では、 軍事費が過去20年間で約20倍になっています。<続く


議論のポイント

● 中国の行動様式の背景には、ガバナンスの問題や、最盛期の領土をもとにした「領土回復」の主張など、 国際法とは異なったルール意識がある。
● 日本は静かな外交を貫くこと、確固とした安全保障政策をベースにありうべきシナリオについて検討しておくこと、 原則を同じくする国々との連携を強化していくことが大事である。
● 東アジア地域連携における日本の役割は、「人権尊重、法の支配、民主主義」を中核とする先進的な原則を打ち立てていくことである。
● 大きく動いているアジアに対して、日本はリスクをとっても行動していくよう、日本の政治やメディアを変えていく必要がある。


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