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研究報告書・出版物

大都市遠郊部における活性化モデル― CaPReM Model―

NIRA委託研究報告書0709 2008/04発行

総合研究開発機構  発行

 本報告は、『地域の再生・創造』と『市民社会』をテーマとし、2機関のシンクタンクに委託して実施した研究成果の一つである。
 疲弊する地方都市の活性化は喫緊の課題である。本研究は、地方都市におけるその取り組みの中から、 地域振興策における成功要因のモデル化を探ったものである。人口1百万人以上の大都市から1時間半から2時間程度の距離に位置する地域を 「大都市遠郊部」と命名し、今回の研究対象とした。「大都市遠郊部」は、大都市近郊のようには大都市の恩恵を受けることが困難であるものの、 「無理をすれば大都市部に通勤・通学が可能」であるため住民の危機意識が乏しく、その意味で位置づけが曖昧であり、 従来は充分な光が当てられてこなかったが、地域活性化の成功事例も少なくない。
 本研究では、複数の事例の成功要因の分析を行いながら、事業立上げ期の成否が事業全体の帰趨を左右するとの前提に立ち、 地域振興事業の立上げモデルを提唱する。
 持続的発展可能な地域活性化の事業立上げのためには、該当地域の当事者による「危機感」の共有化が必須であり、事業における「主体」 「資源」「市場」の3要素を明確化する必要がある。地域の危機感を醸成して事業に結びつけるための方策や、 条件に恵まれない地域での活性化方策について、提案する。

序文
要約
Executive Summary
第I章 調査研究の目的と方法
  第1節 調査研究の目的
  第2節 調査研究の方法
第II章 調査研究の目的と方法
  第1節 問題意識
  第2節 既往研究と本研究の位置づけ
  第3節 地域の事業おこしから地域経済振興への仮説
  第 資源活用による地域振興論
第III章 西日本(近畿/九州)における事例研究
  第1節 事例踏査に基づく行程モデル分析
  第2節 事業立上げ期におけるポイント
第IV章 モデル方程式の提案
  第1節 事業立上期のモデル方程式
  第2節 展開期への移行
  第3節 事業立上期の「ギャップ」克服
  第4節 事業の評価
第V章 ケーススタディ
  第1節 目的と方法
  第2節 高島ベリーフルーツの里事業に係るケーススタディ
  第3節 長浜アグリバイオ振興に係るケーススタディ
第Ⅵ章 大都市遠郊部の活性化に向けた政策提言
  第1節 地域の危機感を地域振興につなげるために
  第2節 条件に恵まれない地域で活性化につなげるために

研究実施機関:(株)地域計画建築研究所
2008年3月20日発行、A4版・171ページ

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