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NIRAモノグラフシリーズ:わかる政策、知る課題

規制改革の経験から何を学ぶか

NIRAモノグラフシリーズNo.38 2013/08発行
斉藤徹史(主任研究員)

 国内の様々な分野で制度改革の必要性が唱えられている。本稿では、規制改革を例に、改革が「進んでいる」状態とするためには何が必要かを検討した。これを考えるにあたっては、過去の経験に照らし、改革の阻害要因や促進要因を学ぶことが有益である。
 規制改革に関する国の会議の議事録や、これに関わった方々へのインタビューなどをもとに分析したところ、改革の阻害要因には「官邸のリーダーシップの不足」や「官の自己改革意欲の不足」などが、促進要因には「各省の改革派の存在」、「政府内の規制改革を担当する組織からの圧力」などが抽出された。
 検討からは、改革に関わる「人物」の要素と、改革の原動力となる「制度設計(仕組みづくり)」の要素が進捗に影響を与えていると推測され、それぞれを組み合わせた施策が改革の進展には効果的と考えられる。
 本稿で行ったこうした検討は、様々な制度改革でも参考となろう。


目次

はじめに
1.規制改革とは何か
2.規制改革の歴史
3.規制改革はなぜ進まないのか-過去の経験から
4.規制改革が進んだ要因を過去の事例から探る
5.おわりに代えて-規制改革の経験から得られる今後への示唆

 <要旨英文版>
What can we learn from the Experience of Regulatory Reform in Japan?

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