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NIRAモノグラフシリーズ:わかる政策、知る課題

アジアにおける日本の「新たな立ち位置」を整理する

NIRAモノグラフシリーズNo.37 2013/05発行
江川暁夫(NIRA主任研究員)

 アジアでは、人口の大きい複数の国が高成長を遂げ、これが日本経済への追い風にもなっている。また、アジア域内の「連結性」の高まりと「中間所得層」の拡大という経済構造の質的な変化が、今後の成長の促進要因となり得る。
 しかし、労働・資本投入型の経済成長の限界、インフラ整備の遅れ、所得格差の悪化が、アジアの国々に「中所得国の罠」をもたらすおそれもある。
 こうした状況にあるアジアに対する日本の「新たな立ち位置」は、アジアの連結性の強化、最終消費地としてのアジアの魅力を高める取組の促進により、日本とアジアがwin-win関係を構築することを目指すものとなろう。あわせて、アジア諸国の「中所得国の罠」の回避に向けた努力に対し、日本が自らの経験も応用しながら協働していくことも重要である。

目次

1. はじめに:NIRAの2012~2013年度の研究事業の目的及び本稿のねらい
2. これまでのアジアの高成長と、日本経済への追い風
3. 今後もアジアは高成長か:「中所得国の罠」
4. 「中所得国の罠」の回避・克服:日本の経験の応用可能性
5. 日本の「新たな立ち位置」を見つける糸口
6. 今後の研究の方向性:まとめに代えて

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