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NIRAモノグラフシリーズ:わかる政策、知る課題

アジアの「内需」を牽引する所得層―景気が失速しても、中間所得層の拡大は大きい―

NIRAモノグラフシリーズNo.31 2010/06発行

柳川範之(NIRA理事/東京大学大学院経済学研究科准教授)、森 直子(NIRA主任研究員)

アジア地域が「世界の工場」として注目を集めて久しいが、近年は、 急速な経済成長を背景とした旺盛な消費意欲に勢いづく「世界の市場」としての期待が高まっている。しかしその一方で、 急速な経済成長を続けるアジア諸国の将来性に対する不安感も聞かれるようになってきた。

アジア市場を支える中間所得層以上の人口規模は、 アジアの今後の成長によってどの程度影響を受けるのだろうか。アジア各国の過去の成長トレンドが今後も持続すると想定する 「経済成長持続ケース」(基準シナリオ)では、2008年の中間所得層以上9.4億人から2020年には19.5億人とほぼ倍増することがわかった。また、 中国とインド両国の経済成長が低成長になったケース(シナリオ2)でも、2020年には15.5億人規模となり、 将来の大規模市場としてのアジアの成長力は確実だと思われる。

 

要旨
Ⅰ.基準シナリオ:経済成長持続ケース
Ⅱ.シナリオ2:中国とインド経済が急激にダウンしたら?
Ⅱ.シナリオ3:中国とインド経済はダウン、他は好調だとしたら?
参考

シミュレーション結果のデータ編(成長率1%変更による影響度を含む)   [PDF]  [EXCEL]

関連報告書: 『アジアを「内需」に-規格・制度の標準化で-』  NIRA発行 2009年10月

 

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